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コラム

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2026.05.21

【コラム】白馬山荘改修工事

5月中旬。
クボケイのベテラン職人チームが、北アルプス・白馬山荘 の大規模修繕工事に参加してきました。

きっかけは、私たち夫婦の趣味でもある登山で時々ご一緒する取引先の現場監督さんAさんとの何気ない世間話からでした。

八ヶ岳を中心に山に長年関わっている彼は山の繋がりも多く、山の知人から会社を通して定期的に山仕事を頼まれるそうで
「山まで来て仕事してくれる職人さんが全然いないんだよ」とこぼしていました。

理由は明白で、
二週間前にはヘリで資材・道具を荷揚げし
現場に入ったら天気とヘリのタイミングがあるので、約10日間は山から下りられない。
山頂での娯楽と言えば、読書か散歩か昼寝か酒か。
非日常を堪能してのんびりできる、と言えば聞こえはいいけれど、
職人の中でも、なかなか合う人を選びそうな環境です。

そんな話を聞いた夜、
「タイミングが合えばクボケイでもお役に立てればと思いますのでぜひ声かけてください!」
と軽く、ダメ元で彼にメッセージを送りました。

代表の窪田は数年前から趣味で山を登るようになり、登山中に山小屋を直す同業者を見かけては「山で大工の仕事をしてみたい」と話していたのを知っていたからです。
自分の習得してきた技術を、大好きな山で、しかも歴史ある建造物に役立てることができる。
これぞ職人冥利に尽きると言えるのではないでしょうか。

しかしいざ手を挙げようにも、こればかりは繋がりがないと難しいところ。
なのでAさんから「ぜひお願いしたいです!近々打ち合わせに事務所に行ってもいいですか?」と即返信をいただいた時にはすぐに窪田に報告し、喜んで打ち合わせの日程を決めました。
工務店をやっていてまさかこんなご縁に恵まれるとは。「夢は言葉にすれば叶う」とは本当かも、と妙に納得しました。

そんな経緯で、クボケイは「北アルプス山頂の山小屋改修」の案件を請け負うことになりました。
残念ながら代表のスケジュールがどうしても合わず、この大規模改修はまだまだ続くということで次回に期待し、今回はクボケイのベテラン組2人が現場に向かうことに。



ヘリポートから10分のフライトで現場に到着する特別待遇!とはいえ、環境がまったく異なる2800m越えの世界。

荷物を持って少し上り坂を上がれば息が切れ、真冬を思わせる雪の日はあちこちから小屋に雪が吹き込みました。

しかし、手に馴染むいつもの道具と段取りは下界の現場と何ら変わりません。

断熱材を入れ、床を張り、建具を直し、日が昇り北アルプスの山々が赤く夕日に染まるころまで仕事を進める。
体に染みついたリズムはいつも通りです。

下界で待つ私たちにも定期的に現場の様子を伝えてくれました。
画像は最終日の美しすぎる夕焼け。


創業120年を超える歴史ある日本最大の山小屋、白馬山荘。
何時間も掛けて山を登り目的地を目指す登山者たちのための憩いの場として、大改修はしばらく続きます。


次回の依頼の時には、代表窪田も大工職人として現場入りすることでしょう!

今回貴重な機会をくださった第三木材さん、ありがとうございました!

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